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図解もの創りのためのやさしい機械設計

改訂新版

出版社名 技術評論社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-297-15224-6
4-297-15224-X
税込価格 2,860円
頁数・縦 292P 21cm
シリーズ名 図解モノづくりのためのやさしい機械設計

商品内容

要旨

機械設計の初学者がしっかり学べる、安心の一冊!定番のロングセラーを見直し、より使いやすい改訂新版になりました。見やすいようにレイアウトの変更。記述をわかりやすいように全面見直し。『幾何公差』を追加。前版同様、独習用、そして授業用のテキストとしてフル活用できる、わかりやすくてしっかり身につく一冊です。

目次

1 機械要素設計の基礎
2 ねじ
3 溶接継手
4 軸、キーおよび軸継手
5 軸受
6 歯車
7 ベルトおよびチェーン
8 クラッチおよびブレーキ
9 リンクおよびカム機構
10 ばね
11 歯車減速機の設計

出版社・メーカーコメント

本書は、以下の3つの主要なテーマを深く掘り下げています。1 力学の基礎と設計の基本 機械設計の前提となる力学の基礎、材料の特性、安全設計の考え方、寸法公差や幾何公差といった製図に必要な知識を第1章で網羅的に解説。読者が設計の土台を固められるよう配慮しています。2 主要な機械要素の設計 ねじ、軸、歯車、軸受、ばねなど、機械を構成する主要な部品(機械要素)に焦点を当て、それぞれの種類、機能、そして強度計算や設計方法を詳細に説明しています。各章の終わりには演習問題を設け、実践的な理解を促します。3 総合的な設計演習 最終章では、これまで学んだ知識を応用して、歯車減速機を実際に設計するプロセスを丁寧に追っていきます。部品ごとの設計から組み立て、そして全体のまとめまで、設計の実践的な流れを体験することで、読者が総合的な設計力を身につけられる構成になっています。これらの内容を通じて、読者は単なる知識の羅列ではなく、「なぜそのように設計するのか」という設計の意図や思考プロセスを学ぶことができます。理論と実践をバランス良く学ぶことで、機械設計の基礎を確実に身につけられるでしょう。また初版が発行されて15年が経ち、この間に設計プロセスにおいて3D−CADの利用・AI化が進んできました。また JISは日本工業規格から日本産業規格へと名称が変わり、内容も変わってきました。そのような背景も踏まえ、以下の3点を改訂しました。(1) グローバルな設計環境で求められる幾何公差の項目を1章に追加しました。(2) JIS規格の引用箇所を見直し、最新の規格に変更しました。(3) 分かりやすい表現、統一的な表記になるように加筆・修正しました。

著者紹介

有光 隆 (アリミツ ユタカ)  
1980年徳島大学大学院工学研究科修了。2021年定年退職
八木 秀次 (ヤギ ヒデツグ)  
1974年愛媛大学大学院工学研究科修了。2020年愛媛大学社会共創学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)