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ロッコク・キッチン

出版社名 講談社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-06-540954-1
4-06-540954-3
税込価格 2,090円
頁数・縦 299P 19cm

商品内容

要旨

みんな、なに食べて、どう生きてるんだろ?福島第一原発事故から14年、国道六号線を旅して綴った温かくておいしい記憶。再生と希望に出会うノンフィクションエッセイ。2025年度(第35回)Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作。

目次

はじまりのナポリタン
1 いのはなご飯てなんだ
2 チャイと愛、繰り返される夜明け
3 カツサンドと見上げた空
4 「3・11」という日常と非日常
5 小さなおうち、具だくさんのお味噌汁
6 鶏ガララーメンと月面探査機
7 もやい直す人々の餃子
8 風が吹いたその後で
9 嵐のむこうのビスク鍋
10 愛と涙と勇気の中華丼
11 それぞれのカントリー・ロード
12 赤い月という名のじゃがいも
13 自分だけの地図
14 大熊町のカクテルで酔っ払う
15 ざくぎり野菜で作る男のズボラ料理
16 その柿を食べるのか
17 星空のクラムチャウダー
18 うまれたての「あったかキッチン」
19 台所から見える世界
終―ここにいられて嬉しい

出版社・メーカーコメント

みんな、何食べて、どう生きてるんだろ? 福島原発につながる国道6号線沿いに暮らす人々と復興のいまを 見つめるノンフィクション。

著者紹介

川内 有緒 (カワウチ アリオ)  
ノンフィクション作家。1972年東京都生まれ。アメリカ、南米、フランス、日本を転々としながら12年間国際協力分野で働いた後に、フリーランスの物書きに。東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどを執筆。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』でYahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)