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新事実認知症になるかどうかは「奥歯のかみ合わせ」次第!自宅でできる歯のケア

出版社名 講談社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-06-541241-1
4-06-541241-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

要旨

テレビで話題!「奥歯」と認知症の関係?!今からでも遅くない!あなたの歯を守る方法!

目次

新事実!奥歯のない人は要注意!認知症になる確率が高くなる
衝撃!奥歯喪失は口腔機能低下のきっかけ!低下すると起こる数々の弊害
あなたの歯を見れば将来認知症になるかどうかがわかる
あなたの歯を守り、認知症を予防する方法〜日常のケアについて〜
あなたの歯を守り、認知症を予防する方法〜歯槽膿漏や虫歯になってしまったら〜
すでに歯を失ってしまった方のために
歯科医院の選び方

出版社・メーカーコメント

65歳以上の約2万2000人について、奥歯のかみ合わせがそろった箇所の数と、アルツハイマー型認知症の診断時期を照らし合わせ、奥歯のかみ合わせが全てそろっている人に比べ、歯の欠損でかみ合わせが一部失われた人は、認知症の症状が1.34倍あらわれやすく、前歯も含めてかみ合わせが全くない人だと1.54倍認知症になる確率が高いことがわかりました。さらに奥歯だけではなく、昨今の研究では口腔機能の低下が、認知症や転倒⇒骨折⇒寝たきりのリスク、誤嚥性肺炎、糖尿病、高血圧など影響を与えることがわかってきました。つまり、歯の健康が人間の認知能力や身体能力、健康にまで大きな影響を与えるのです。毎日の歯磨きがあなたの健康寿命を伸ばすことにつながるのです。歯の本数と認知症の関わりは以前より指摘されていましたが、今回は「奥歯のかみ合わせ」が認知症と関わりがあるという新事実について紹介。奥歯のかみ合わせが悪いと、転倒の際に奥歯同士がかみ合わないことで足を踏ん張れないなど転倒リスクが高まることもわかっています。コラムでは「寝る前の1杯」としてどんな飲み物が適当かなどにも触れています。さて、寝る前にワインを飲む人と焼酎を飲む人、どちらが虫歯になりやすいでしょう。九州大学の歯学科の鮎川教授が、一般の人に向けて最新の歯の情報やケア方法を解説します。

著者紹介

鮎川 保則 (アユカワ ヤスノリ)  
九州大学大学院歯学研究院口腔機能修復学講座インプラント・義歯補綴学分野教授。九州大学病院義歯補綴科科長、再生歯科・インプラントセンター長。2024年「奥歯を失うと認知症の発症リスクが高まる」という研究結果を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)