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孤独な散歩者の夢想

白水Uブックス 1150 思想の地平線

出版社名 白水社
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-560-72150-6
4-560-72150-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 230P 18cm

商品内容

要旨

迫害のなかで「地上に一人きりになってしまった」ルソーは、もはや人間や社会の変革に希望を託すことはない。湖の岸辺に腰を下ろして、寄せては返す波の絶え間ない単調なリズムに、自身の存在=運命を感じ、また幸福を見出す。自己の存在のほかいかなる幸福も感じない徹底的な自己充足の境地へ。『マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙』も収録。

目次

孤独な散歩者の夢想(第一の散歩
第二の散歩
第三の散歩
第四の散歩
第五の散歩
第六の散歩
第七の散歩


十)
マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙(第一の手紙
第二の手紙
第三の手紙
第四の手紙)

出版社・メーカーコメント

生きていくことの喜びと哀しみ。『マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙』も収録。解説=川出良枝

著者紹介

ルソー,ジャン=ジャック (ルソー,ジャンジャック)   Rousseau,Jean‐Jacques
1712‐1778。ジュネーヴで時計職人の子として生まれる。38歳のときにフランスのアカデミー懸賞論文『学問芸術論』で当選して時代の寵児に。『人間不平等起源論』や『社会契約論』に象徴されるように、人類史の起源を措定して文明社会をトータルに批判。フランス革命にも大きな影響を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)