
光の帝国
集英社文庫 常野物語
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2000年9月 |
ISBNコード |
978-4-08-747242-4
(4-08-747242-6) |
税込価格 | 660円 |
頁数・縦 | 283P 16cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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不思議で優しい。
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おすすめ度
- 長崎書店 (熊本県熊本市中央区)
いろんな不思議な力を持った、一族の物語。短編集のようにそれぞれが独立していますが、すべてを読み終えたときに、複雑なジグソーパズルが完成したときのような、不思議な読後感に包まれます。不思議だけど、優しい、優しい、物語。
(2006年3月16日)
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おすすめ度
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商品内容
要旨 |
膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。 |
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おすすめコメント
涙もろい人は電車で読まないでください!優しいファンタジー。 不思議な能力を持ち、穏やかで知的で、権力への志向を持たず、普通の人々の中に埋もれて暮らす「常野」の一族。彼らの不思議な力は何のために存在するのか、どこへ帰っていこうとしているのか──。深く、優しく、じんわりと悲しい、不思議な余韻が残る連作短編集。
出版社・メーカーコメント
穏やかで知的で、権力への志向を持たずに生きる常野の一族。人を見通し、癒し、守る、その不思議な能力は何のために存在するのか。優しさと哀しみに満ちた壮大なファンタジー。(解説・久美沙織)