• 本

日暮れ竹河岸

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2000年9月
ISBNコード 978-4-16-719234-1
4-16-719234-9
税込価格 660円
頁数・縦 267P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 藤沢周平晩年の短編集

    どれも10ページ未満ながら、読む者を哀愁漂う江戸の町に引きずり込んで離さない掌編群「江戸のおんな絵姿十二景」。また、歌川広重の浮世絵から着想を得て創作された短編群「広重名所江戸百景」など、江戸の風薫る珠玉の作品が収録されている藤沢周平晩年の短編集。読後には表題の浮世絵を探し見る楽しみも与えてくれる、味わい深い一冊となっている。

    (2013年10月24日)

商品内容

要旨

江戸の十二カ月を鮮やかに切りとった十二の掌篇と広重の「名所江戸百景」を舞台とした七つの短篇。それぞれに作者秘愛の浮世絵から発想を得て、つむぎだされた短篇名品集である。市井のひとびとの、陰翳ゆたかな人生絵図を掌の小品に仕上げた極上品、全十九篇を収録。これが作者生前最後の作品集となった。

おすすめコメント

文春文庫庄野編集長のお薦めです。