書店レビュー
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映画化の前に是非読んでいただきたい
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- 株式会社隆祥館書店 (大阪府大阪市中央区)
現、日本航空での実話をもとに書かれた小説。
労働組合の委員長になって、それぞれの労働者の労働条件の改善のために奔走したがゆえに、カラチ、テヘラン、ナイロビと盥回しされている恩地のことが、国会での衆議院交通安全特別委員会による質問で、明らかになる。
また、整備士からの安全対策アンケートから、整備時間が短縮された結果、故障を持ち越したまま、飛ばしていると答えたものが、68%もあった。なども明らかに・・・
人命をあずかる企業でありながら、これでいいのかと恐ろしくなってゆく(2009年10月19日)
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商品内容
要旨 |
パキスタン駐在を終えた恩地を待ち受けていたのは、さらなる報復人事だった。イラン、そして路線の就航もないケニアへの赴任。会社は帰国をちらつかせ、降伏を迫る一方で、露骨な差別人事により組合の分断を図っていた。共に闘った同期の友の裏切り。そして、家族との別離―。焦燥感と孤独とが、恩地をしだいに追いつめていく。そんな折、国民航空の旅客機が連続事故を起こす…。 |
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