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日本語の歴史

岩波新書 新赤版 1018

出版社名 岩波書店
出版年月 2006年5月
ISBNコード 978-4-00-431018-1
4-00-431018-0
税込価格 1,034円
頁数・縦 230P 18cm

商品内容

文学賞情報

2007年 第55回 日本エッセイスト・クラブ賞受賞

要旨

現代の日本語はどのようにして出来上がってきたのだろうか。やまとことばと漢字との出会い、日本語文の誕生、係り結びはなぜ消えたか、江戸言葉の登場、言文一致体を生み出すための苦闘…。「話し言葉」と「書き言葉」のせめぎあいからとらえた日本語の歴史。誰にでも納得のいくように、めりはりの利いた語り口で、今、説き明かされる。

目次

日本語がなくなったら
1 漢字にめぐりあう―奈良時代
2 文章をこころみる―平安時代
3 うつりゆく古代語―鎌倉・室町時代
4 近代語のいぶき―江戸時代
5 言文一致をもとめる―明治時代以後
日本語をいつくしむ

おすすめコメント

「話し言葉」と「書き言葉」のせめぎあいととらえる視点から読み直す日本語の歴史。めりはりの利いた語りの語り口で、わかりやすく説き明かす。

著者紹介

山口 仲美 (ヤマグチ ナカミ)  
1943年静岡県生まれ。お茶の水女子大学卒業、東京大学大学院修士課程修了、文学博士。埼玉大学教授。専攻、日本語学(日本語史、擬声語研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)