
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
出版社名 | 東洋経済新報社 |
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出版年月 | 2007年12月 |
ISBNコード |
978-4-492-55598-9
(4-492-55598-6) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 230P 20cm |
商品内容
要旨 |
地頭力の本質は、「結論から」「全体から」「単純に」考える三つの思考力である。この三つの思考力は訓練によって鍛えることができるものであり、地頭力を鍛えるための強力なツールとなるのが「フェルミ推定」である。 |
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目次 |
第1章 「地頭力」とは何か |
出版社 商品紹介 |
ビジネスプロフェッショナルに求められる本当の頭のよさ、「地頭力」とは何か。「単純に考える力=地頭力」を鍛えよう。 |
おすすめコメント
「結論から」「全体から」「単純に」考える。企業、特にコンサルティング会社の採用現場などでは、単に頭がいい人ではなく、「地頭のいい人」が求められている。インターネット情報への過度の依存が思考停止の危機を招き、検索ツールの発達による「コピペ(コピー&ペースト)族」が増殖しているいま、「考える」ことの重要性がかつてないほどに高まっている。これから本当に重要になってくるのはインターネットやPCでは代替が不可能な、膨大な情報を選別して付加価値をつけていくという、本当の意味での創造的な「考える力」、すなわち「地頭力」なのだ。では、地頭力とは何か。地頭力の本質は、「結論から」「全体から」「単純に」考える3つの思考力である。すなわち「結論から」考える仮説思考力、「全体から」考えるフレームワーク思考力、「単純に」考える抽象化思考力だ。また、この3つの思考力のベースとなるのが、論理思考力、直観力、そして知的好奇心 であり、地頭力の全体像は三層構造の図でとらえることができる。「地頭とは生まれつきの頭のよさなのだから、地頭力とはそもそも鍛えることができるものなのか?」と思われる人もいるかもしれない。著者によれば、「考えるための基本となる力」としての3つの思考力は訓練によって必ずあるレベルまでは到達できるものであり、それぞれについて、本書では具体的なトレーニング方法を詳しく紹介している。