ロング・グッドバイ
ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 7−11
出版社名 | 早川書房 |
---|---|
出版年月 | 2010年9月 |
ISBNコード |
978-4-15-070461-2
(4-15-070461-9) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 645P 16cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
☆名探偵フィリップ・マーロウの魅力にイチコロ!
-
おすすめ度
- 金龍堂まるぶん店(明屋書店) (熊本県熊本市中央区)
日本では「長いお別れ」というタイトルで親しまれてきたハードボイルドミステリーの名作があの村上春樹氏の翻訳で再登場!
探偵フィリップ・マーロウは、酒場で偶然であったテリー・レノックスの魅力に惹かれ、次第に友情を育んでいきます。
そんな折、妻殺しの容疑をかけられたレノックスは自殺しまいます。マーロウは、そんな彼の死に疑問を抱きます。
やがて別の事件もからみ、予想もしない真相が訪れます。
ストーリーも然りですが、ハードボイルドだけあってセリフ回しが本当にかっこいいです!
以前の清水俊二氏の訳書「長いお別れ」もいいですが、現代的な翻訳である本作のほうがより親しみやすいと思います。
この機会にご一読されてはいかがですか?(2012年2月12日)
-
おすすめ度
-
おすすめコメント
『ロング・グッドバイ』は別格の存在である。そこには疑いの余地なく、見事に傑出したものがある。――村上春樹(「訳者あとがき」より) 社会現象となった『長いお別れ』新訳版、文庫に登場。私立探偵のフィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。が、その裏には悲しくも奥深い真相が隠されていた……村上春樹の新訳で話題を呼んだ新時代の『長いお別れ』が文庫版で登場。