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本日は大安なり

角川文庫 つ14−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年1月
ISBNコード 978-4-04-101182-9
4-04-101182-5
税込価格 704円
頁数・縦 419P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 11月22日大安、4組の結婚式が行われようとしていた。この4組とウエディングプランナーの人間模様をお馴染みのグランドパレス方式で丁寧かつスリリングに描いている。ドラマ化もされた傑作結婚式小説。美人双子姉妹の愛憎、わがまま大崎さんとプランナー山井さんとの浅からぬ関係、リンゴ殺人事件(笑)の阻止だったりダメ男のダメダメなところとかダメダメなところとか…さすが辻村深月、これでもかと盛り込んでそれぞれに感情移入させる。

    (2014年2月13日)

商品内容

要旨

11月22日、大安。県下有数の高級結婚式場では、4月の結婚式が行われることになっていた。だが、プランナーの多香子は、クレーマー新婦の式がつつがなく進むか気が気ではない。白須家の控え室からは大切な物がなくなり、朝から式場をうろつくあやしい男が1人。美人双子姉妹はそれぞれ、何やらたくらみを秘めているようで―。思惑を胸に、華燭の典に臨む彼らの未来は?エンタメ史上最強の結婚式小説!

著者紹介

辻村 深月 (ツジムラ ミズキ)  
1980年2月29日、山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)