• 本

あと少し、もう少し

新潮文庫 せ−12−3

出版社名 新潮社
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-10-129773-6
4-10-129773-8
税込価格 781円
頁数・縦 361P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ある日の中学校駅伝、当日のレースの直前に主人公がアンカーになったと教えられた。その理由は勝つため。主人公は抗議しようとするが言って来た相手が監督のため無意味だった。今回の中学校駅伝は、県を六つの地域に分けブロック大会を実施し、それぞれ上位六位が県大会に進出し、そこで勝てば全国大会に進出。駅伝大会は、陸上部の夏季大会や秋季大会の何倍も盛り上がる、学校を拳げての一大行事なのだ。そして主人公はこれに出られるのが最後。しかし、いつも勝って大会に出させてくれていた先生がが異動してしまい、去年まで美術担当だった先生が顧問になった。そのせいでみんなやる気をなくしてしまい、部活の雰囲気が最悪のまま大会がはじまった。ここからどうなるのか、勝つことができるのか、ぜひ買って読んでみてください。(第一中学校職場体験学習研修生もーりー)

    (2025年9月18日)

商品内容

要旨

陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが…。元いじめられっ子の設楽、不良の大田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。寄せ集めの6人は県大会出場を目指して、襷をつなぐ。あと少し、もう少し、みんなと走りたい。涙が止まらない、傑作青春小説。

出版社・メーカーコメント

陸上部の名物顧問が転勤となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが……。元いじめられっ子の設楽、不良の太田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。寄せ集めの6人は県大会出場を目指して、襷をつなぐ。あと少し、もう少し、みんなと走りたい。涙が止まらない、傑作青春小説。

著者紹介

瀬尾 まいこ (セオ マイコ)  
1974(昭和49)年、大阪府生れ。大谷女子大学国文科卒。2001(平成13)年、「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年、単行本『卵の緒』で作家デビュー。’05年、『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞、’08年、『戸村飯店青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)