書店レビュー
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おすすめ度
- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
ミステリ作家・鹿谷門実が自分にそっくりの別の小説家から替え玉を依頼されるところから物語が始まります。
雪に閉ざされた山間の屋敷という密室空間。
集まったクセの強い客たちに曰くありげな使用人。
全ての者は仮面を着用しなければならないという奇妙なルール。
館の主人と思われる首なし死体、、、。
これまでのシリーズで様々な作風がありましたが、
今回の奇面館はデビュー時のような軽やかさを意識した、とあって、テンポよく読み進めることができました。
上下巻に分かれていますが、あっという間に読めます。
若い女の子が出てくるんだけど、
その子が一生懸命考えてる様子がすごく可愛い、、、と
謎の萌えスイッチが押されました。(2017年11月15日)
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商品内容
要旨 |
奇面館主人・影山逸史が主催する奇妙な集い。招待された客人たちは全員、館に伝わる“鍵の掛かる仮面”で顔を隠さねばならないのだ。季節外れの大雪で館が孤立する中、“奇面の間”で勃発する血みどろの惨劇。発見された死体からは何故か、頭部と両手の指が消えていた!大人気「館」シリーズ、待望の最新作。 |
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おすすめコメント
奇面館主人に招かれた六人。奇妙な仮面で全員が”顔”を隠すなか、孤立する館で惨劇が。技巧の限りを尽くした「館」シリーズ最新作!
出版社・メーカーコメント
季節外れの吹雪で孤立した館、奇面館。主人影山逸史に招かれた六人の客はそれぞれの仮面を被らされた。前代未聞の異様な状況下で、事件は進展する。主人の〈奇面の間〉に転がっていたのは、頭部と両手の指を切り落とされた凄惨な死体。六人の仮面には鍵がかけられていた。名探偵・鹿谷門実の圧巻の推理が始まる!