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今伝えておきたい、庭師のワザ 剪定・結び・石・植栽の手法を図解でわかりやすく

出版社名 誠文堂新光社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-416-61564-5
4-416-61564-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 175P 21cm

商品内容

要旨

基本を図解でわかりやすく、生粋の庭師が解説。日々の仕事のやり方を精緻な手描きでコツコツと描きためた。図と職人ならではの技術を無駄のない文章で語った解説で、職人の身だしなみから樹木の剪定、結び、石の扱いまで、庭づくりに必要な技術の一つひとつを一冊にまとめた。

目次

1章 庭の作例
2章 植栽
3章 三又
4章 石
5章 担ぎ
6章 結び
7章 ぼっち
8章 庭木の手入れ
9章 作例の解説と透視図の描き方

おすすめコメント

個人所有の日本庭園の数が限られ、そこを手入れする仕事も激減するなかで、職人本来の心意気や技術を伝えられる場も少なくなっています。確かな技術を身に付けている先輩がおらず、若い人たちだけでこなす現場も増えているようです。現場の機械化や効率化が進み、庭師の本来あるべき姿や仕事のやり方は忘れられがちです。昔堅気の粋な職人のワザと堅実な技術を持ち、後輩に的確な指導ができる庭師(植木屋、造園屋さん)は確実に高齢化しており、“今私たちが次世代へ、先代から教えてもらった貴重な庭づくりのワザを伝えなければ、ここで途絶えてしまう”という危機感を持っています。そんな貴重な先達のひとりである著者は、日々の仕事のやり方を精緻な手描きの図でコツコツと描きためてきました。本書はその図と職人ならではの技術を無駄のない文章で語った解説で、職人の身だしなみから樹木の剪定、結び、石打ちまで、庭づくりに必要な技術のひとつひとつを一冊にまとめました。

著者紹介

秋元 通明 (アキモト ミチアキ)  
東京生まれ。1962年に東京都立園芸高等学校卒業後、東京庭苑株式会社に入社し、故小形研三氏の元で学ぶ。氏が目指した造園観を新しい観点から探求し、現在に至る。ハワイ大学東西文化センター庭園、指宿観光ホテル庭園、福武書店迎賓館庭園、そのほかに個人庭園を数多く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)