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プラットフォームの教科書 超速成長ネットワーク効果の基本と応用 新しい基本戦略

出版社名 日経BP社
出版年月 2017年5月
ISBNコード 978-4-8222-5509-1
4-8222-5509-3
税込価格 1,870円
頁数・縦 223P 21cm

商品内容

要旨

デジタルエコノミーの勝者と敗者を分けるもの。理論とカラクリを3時間で学ぶ。

目次

1 プラットフォームの基本(プラットフォーム革命―何が起きているか?
レイヤー構造化―従来型ビジネスとの決定的な違い
ネットワーク効果―成長を加速する経済原理
クロスプラットフォーム―任天堂vsスマホゲーム
デバイス転換―スマホシフトをテコにしたLINEの成長)
2 プラットフォームの広がり(シェアリング―スマホが支えるアマチュアエコノミー
IoT―あらゆる産業にプラットフォームが出現する
WTAへの布石―ソフトバンクのアーム買収
プロフィットプールの攻防―自動車産業のレイヤー構造化)
3 プラットフォームの戦略(エコシステムのマネジメント―チキンエッグ問題を解決する
攪乱要因―プラットフォームの不確実性
マルチホーミング―宿泊予約&グルメサイトの追い上げ
5つの対抗策―強大化したライバルへの追随と逆転
包囲戦略―マイクロソフトの勝因と敗因)

おすすめコメント

これからのビジネスを考える上での最重要コンセプトであるプラットフォームについて多角的に解説。プラットフォームは、デジタルエコノミーの勝者と敗者を分けるものである。プラットフォームは次のような特徴を持っている。・急速に成長することができる ・一人勝ちすることがある ・一人勝ちが突然くつがえされることがある なぜ、こういう特徴が生じるのか? その要因は主として次のようなものである。・レイヤー構造 ・ネットワーク効果 ・エコシステム ・アマチュアエコノミー プラットフォームに関連する技術の進歩や新興勢力の出現は、古典的産業では考えられないほど速い。だからプラットフォームでの戦いに挑むには、常に「次」を考えておくことが欠かせない。本書では、その「次」を考えるためのヒントも提供したい。

著者紹介

根来 龍之 (ネゴロ タツユキ)  
早稲田大学ビジネススクール教授。京都大学文学部卒業(哲学科)。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、英ハル大学客員研究員、文教大学などを経て、2001年から現職。早稲田大学IT戦略研究所所長。早稲田大学大学院経営管理研究科長、経営情報学会会長、国際CIO学会副会長、CRM協議会副理事長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)