• 本

正妻 慶喜と美賀子 上

講談社文庫 は26−13

出版社名 講談社
出版年月 2017年10月
ISBNコード 978-4-06-293461-9
4-06-293461-2
税込価格 748円
頁数・縦 323P 15cm
シリーズ名 正妻

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 正妻

    徳川幕府最後の将軍として知られる一橋慶喜。
    妻の目線から見た夫・慶喜と、幕末の動乱を
    大河ドラマ「西郷どん」の原作者、林真理子がえがく。

    静岡新聞にて連載されていました。

    (2018年4月6日)

商品内容

要旨

幕府と朝廷の関係にも動乱の機運が高まる十二代家慶の治世。一条家の美しき姫美賀子は、英邁の噂轟く一橋慶喜に嫁いだ。「わしはどんなことになっても将軍になどならぬ」信念を曲げない夫の奇矯な振る舞いに翻弄される美賀子は、ある哀しい決意を抱く。幕末の新たな一面を描ききる、傑作大河小説を文庫化!

おすすめコメント

最後の将軍・徳川慶喜に嫁いだ公家の姫、美賀。その生涯を通して、誰も書かなかった徳川幕府の崩壊と、夫婦の形を描く歴史小説。

著者紹介

林 真理子 (ハヤシ マリコ)  
1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。’82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーに。’86年『最終便に間に合えば/京都まで』で第94回直木賞を受賞。’95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、’98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞、『アスクレピオスの愛人』で、第20回島清恋愛文学賞を受賞。小説のみならず、週刊文春やan・anの長期連載エッセイでも人気。直木賞など数多くの文学賞で選考委員を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)