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テクノロジー・スタートアップが未来を創る テック起業家をめざせ

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-13-043040-1
4-13-043040-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 252P 19cm

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要旨

東京大学をはじめとする国内トップクラスの大学などで研究が進められている先端技術は、世界的にレベルが高いものが多いのだという。だが、それらの技術が次々と事業化され、世界の産業や人々の生活を大きく変えるほどのインパクトを与えるまでには至っていないのが現状だ。それでも徐々にスタートアップ(イノベーションを引き起こし、ゼロから市場を開拓し急成長を狙う企業体)を起業できる環境が整ってきており、日本発の事業が世界で勝てるチャンスが広がっていると、本書の著者は指摘する。本書では、そうした先端技術で新しい産業を創るぐらいの可能性を持つスタートアップを「テクノロジー・スタートアップ」と名づけ、著者が関わった起業事例(ロボット、人工衛星、印刷する電子回路、がんワクチンなど)を紹介しながら、日本にスタートアップの裾野が広がる可能性を論じている。著者は、東京大学在学中にソフトウェアのベンチャーACCESS社を共同創業し、現在はテクノロジー・スタートアップを支援するTomyK代表。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年03月02日]

商品内容

要旨

東京大学の人気講座・アントレプレナー道場の看板講師であり、自らも学生時代にACCESSを共同創業し、現在はエンジェル投資家でもある著者が豊富な経験から指南する大学発ベンチャーのススメ。

目次

第1章 テクノロジーで世界を変える
第2章 大学発イノベーションの創出
第3章 スタートアップ流モノづくり
第4章 起業家への道
第5章 未来を創る
第6章 新しい時代に生きる

著者紹介

鎌田 富久 (カマダ トミヒサ)  
1961年愛知県生まれ。TomyK代表/株式会社ACCESS共同創業者。89年東京大学大学院理学系研究科情報科学博士課程を修了。理学博士。東京大学在学中にソフトウェアのベンチャー企業ACCESS社を荒川亨氏と設立。世界初の携帯電話向けウェブブラウザなどを開発し、モバイルインターネットの技術革新を牽引。2001年に東証マザーズに上場、11年に代表取締役退任。その後、ベンチャーを支援するTomyKを設立し、ロボット、人工知能、IoT(Internet of Things)、ゲノム、医療、宇宙などの先端テクノロジー・スタートアップベンチャーを多数立ち上げ中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)