鎌倉資本主義 ジブンゴトとしてまちをつくるということ
出版社名 | プレジデント社 |
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出版年月 | 2018年12月 |
ISBNコード |
978-4-8334-2304-5
(4-8334-2304-9) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 173P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 先進国を中心に深刻化する格差などへの懸念から、現在の資本主義に限界を感じる人は少なくないのではないか。ではそれに替わる新しい資本主義として、どんなものが考えられるだろう。「面白法人カヤック」の柳澤CEOはそれを、3つの「地域資本」で構成される「鎌倉資本主義」であるべきと主張する。本書では、面白法人カヤックが本社を構える鎌倉において、同地に拠点を置くベンチャー経営者らとともに立ち上げた地域団体「カマコン」での議論(ブレスト)から生まれた「鎌倉資本主義」のコンセプトを、「まちの社員食堂」などの具体的な取り組みとともに紹介している。従来の財や生産性など経済価値の他に「人のつながり」や「自然や文化」をも重視し、指標化する鎌倉資本主義は「人の幸せ度」の最大化をめざす。面白法人カヤックはゲームアプリ、キャンペーンアプリ、ウェブサイトなどでオリジナリティあふれるコンテンツを多数発信するIT系ベンチャー企業。著者は同社を学生時代の友人とともに1998年に設立、代表取締役CEOを務める。 |
商品内容
要旨 |
給料をサイコロで決めている上場企業が考えた新しい「幸せの指標」。 |
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目次 |
1 資本主義が面白くなくなってきた? |
おすすめコメント
鎌倉市唯一の上場企業カヤックが取り組み始めた「鎌倉資本主義」が全国的に注目されている。 軸となるのは「3つの地域資本」という考え方。すなわち、環境資本(自然や文化)、社会関係資本(人のつながり)、そして経済資本(財源や生産性)。IT、仮想通貨、ブロックチェーンなどを使って地域経済における人の移動、柔軟な働き方、域内取引の活性化などを支援し、日本全体を元気にしていく。 国を挙げてGDPを追求する資本主義から、しなやかなつながりで幸せを実現する地域資本主義へのシフトを提案!