• 本

探偵はもう、死んでいる。

MF文庫J に−04−01

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-04-064196-6
4-04-064196-5
税込価格 814円
頁数・縦 325P 15cm
シリーズ名 探偵はもう、死んでいる。

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • どうにも昔から厄介な出来事によく遭遇する、巻き込まれ体質な少年君塚君彦。そんな彼は、やたらと大きいアタッシュケースを持って、海外に飛んでいた。おおよそ上空一万メートルを飛ぶ旅客機の中で聞かれたセリフは「お客様の中に、探偵の方はいらっしゃいませんか?」空耳だと思い目を瞑ったが、右隣に座っていた少女が「はい、私は探偵です。」と言った。あまりの美しさに思わず名前を尋ねると「シエスタ」と言った。その日から君塚はシエスタに頼まれ、助手として三年にもわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げ、そして死に別れた。
    名探偵の死の真相、探偵と助手の長くて短い旅の中にある絆が見所です。この物語は小説、漫画、アニメで見ることができます。文を読むことが苦手な方にもオススメです。ぜひ読んでみてください。(第一中学校 職場体験学習研修生 さくら)

    (2023年9月21日)

商品内容

要旨

高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。「君、私の助手になってよ」―始まりは四年前、地上一万メートルの空の上。ハイジャックされた飛行機の中で、俺は天使のような探偵・シエスタの助手に選ばれた。それから―「いい?助手が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」俺たちは三年にもわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げ―そして、死に別れた。一人生き残った俺は、日常という名のぬるま湯に浸っている。…それでいいのかって?いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。だってそうだろ?探偵はもう、死んでいる。第15回MF文庫Jライトノベル新人賞“最優秀賞”受賞作。

おすすめコメント

探偵は死んだ。だが物語は続く。「私の助手になってよ」四年前、ある事件で聞いた言葉から、俺と彼女の大冒険は始まり――終わった。名探偵を失い、一人生き残った助手の俺は平凡な日々に帰る。けど。全てが終わったここから、物語は始まる――。

著者紹介

二語十 (ニゴジュウ)  
第15回MF文庫Jライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)