要旨

市場や経営環境が目まぐるしく変化する中で、多くの企業においてイノベーションや新規事業創出は喫緊の課題であるに違いない。しかし、必要だとわかっていても、なかなか一歩を踏み出せない。そもそも、新規事業はうまくいかないものという、後ろ向きの印象を持つ人も多い。どうすればいいのだろうか。本書では、企業発イノベーションの最重要ポイントは「組織づくり」であるとし、扱う事業の性質や、それに対するメンバーの役割に応じて組織を明確に分離させた「３階建て組織」の実装を訴える。１階では既存事業、２階では市場が生まれはじめた新規事業、３階では新市場創出のための「破壊的イノベーション」を扱う。さらに本書では、その前提としてのイノベーションについての基礎知識や、継続的イノベーションを起こせる企業文化醸成までの具体的ステップを解説している。著者は、スタートアップを支援するユニコーンファームCEO。外資系コンサルティングファームで経営戦略コンサルティングを務めた後、日本で３社を起業。米国でもスタートアップを起業し、シリコンバレーで活動した。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2020年3月31日]

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