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去られるためにそこにいる 子育てに悩む親との心理臨床

出版社名 日本評論社
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-535-56391-9
4-535-56391-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

要旨

子どもの「問題」には、必ず大切な意味がある。親の言うことを聞かない。困ったクセが直らない。学校に行かない…。いつしか巣立っていく子どもに、親ができること。

目次

1 「症状」「問題」をもつ力(お化けに会いたい
ちょっとひと休み―病気や問題行動のメッセージ
SOSを出す方向
子どもが言うことを聞かない―反発することのよいところ)
2 親と子の出会いと別れ(怒りの妖精とよばれて
靴をそろえる話
去られるためにそこにいる
カウンセラーも悩む親―巣立っていく子どもを見送る
甘えることをやり直す―「甘え」「退行」の大切な意味)
3 学校に行かない、ひきこもる子どもと向き合う(不登校の子どもに、親が家庭でできること
家族はゆっくり変化する
働くことがつらくなる―仕事を休んだ子どもと、親の役割
カウンセリングが「役に立つ」ということ)

著者紹介

田中 茂樹 (タナカ シゲキ)  
1965年生まれ。徳島市で育つ。京都大学医学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程(心理学専攻)修了。文学博士(心理学)。医師、臨床心理士。仁愛大学人間学部心理学科教授、同大学附属心理臨床センター主任を経て、現在、佐保川診療所(奈良県)にて地域医療、カウンセリングに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)