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みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ?

平凡社新書 960

出版社名 平凡社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-582-85960-7
4-582-85960-7
税込価格 968円
頁数・縦 271P 18cm

商品内容

要旨

民俗学が田舎の風習を調べるだけの学問というのは誤解だ。キャンパスの七不思議やわが家のルール、喫茶店モーニングやB級グルメといった現代の日常も、民俗学の視点で探ることができる。本書ではこれらの身近なものをヴァナキュラーと呼んで“現代民俗学”の研究対象とした。発祥の経緯やその後の広がりを、数々のユニークなフィールドワークで明らかにする。

目次

ヴァナキュラーとは“俗”である
第1部 身近なヴァナキュラー(知られざる「家庭の中のヴァナキュラー」
キャンパスのヴァナキュラー
働く人たちのヴァナキュラー)
第2部 ローカルとグローバル(喫茶店モーニング習慣の謎
B級グルメはどこから来たか?
水の上で暮らす人びと
宗教的ヴァナキュラー)

出版社・メーカーコメント

民俗学は昔の慣習を伝えるだけの学問ではない。人はなぜパワーストーンを身につけるか?といった身近な話題を、現代民俗学〈ヴァナキュラー〉の視点で掘り下げていく。

著者紹介

島村 恭則 (シマムラ タカノリ)  
1967年東京生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学。博士(文学)。現在、関西学院大学社会学部・大学院社会学研究科教授、世界民俗学研究センター長。専門は、現代民俗学、民俗学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)