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民俗学の思考法 〈いま・ここ〉の日常と文化を捉える

出版社名 慶應義塾大学出版会
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-7664-2731-8
4-7664-2731-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 261P 19cm

商品内容

要旨

いま・ここにある人びとの生を、その生活や日常、文化を、ミクロな視点と同時代の世相や社会との絡みのなかで捉える民俗学。だから、SNSも科学技術もグローバリゼーションだって扱う。民俗学の基本的な考え方を初学者向けにわかりやすく解説する、決定版テキスト!民俗学の重要な概念や人名、理論、事例などを丁寧に解説するキーワード集36を収録。

目次

第1部 “いま・ここ”を捉える思考法(生きるための民俗学へ―日常とヴァナキュラー
過去に縛られながら未来に向かう―世相と歴史
文化を伝え、演じ、作り出す―芸能とパフォーマンス
ソーシャルメディアは伝承母体になりうるか―ハナシとメディア
暮らしのなかのブラックボックス―科学技術とフォークロア ほか)
第2部 現代民俗学を読み解くキーワード36(民俗
文化の伝達
中央と周辺
日常
伝統とイデオロギー ほか)

出版社・メーカーコメント

民話や風習ばかりを研究するという従来の民俗学のイメージを刷新し、現代生活の一部となっているSNS やサブカル等も対象として、日常の〈生〉を読み解く基本的な考え方を初心者向けに解説するテキスト。見開きで民俗学の重要な概念や用語なども紹介する、コンパクトで実用的な構成。

著者紹介

岩本 通弥 (イワモト ミチヤ)  
東京大学大学院総合文化研究科教授。1956年生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科満期退学。文学修士
門田 岳久 (カドタ タケヒサ)  
立教大学観光学部交流文化学科准教授。1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。博士(学術)
及川 祥平 (オイカワ ショウヘイ)  
成城大学文芸学部文化史学科専任講師。1983年生まれ。成城大学大学院文学研究科博士課程後期、単位取得退学。博士(文学)
田村 和彦 (タムラ カズヒコ)  
福岡大学人文学部東アジア地域言語学科教授。1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。博士(学術)
川松 あかり (カワマツ アカリ)  
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻文化人類学コース博士課程。1990年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。修士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)