• 本

児童文学の中の家

出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-7678-2868-8
4-7678-2868-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 149P 23cm

商品内容

要旨

子どもの頃に読んだ物語の主人公は、どんな家に住んでいたのでしょう?『大きな森の小さな家』『秘密の花園』『ロッタちゃんのひっこし』『やかまし村の子どもたち』『飛ぶ教室』『若草物語』『赤毛のアン』『オリエント急行の殺人』…。ファンタジーから寓話や童話、探偵小説まで、二七の名作に登場する家や住まいを絵本作家が案内します。

目次

異世界への扉が開く場所(ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり1(ルイス)
ハリー・ポッターと賢者の石(ローリング) ほか)
北欧の空気を感じる住まい(ロッタちゃんのひっこし(リンドグレーン)
やかまし村の子どもたち(リンドグレーン) ほか)
異国の暮らしに触れる(大きな森の小さな家(ワイルダー)
メアリ・ポピンズ(トラヴァース) ほか)
昔話と寓話の家(雪の女王(アンデルセン)
マッチ売りの少女(アンデルセン) ほか)
名探偵たちの晴れ舞台(シャーロック・ホームズの冒険(コナン・ドイル)
オリエント急行の殺人(クリスティー) ほか)

出版社・メーカーコメント

あの名作物語の“家の中”を かわいいイラストで いざ、探検!絵本のようなやわらかなタッチで味わう、物語の家の間取りとインテリア『赤毛のアン』グリーン・ゲイブルズ、『飛ぶ教室』少年たちが学び暮らす寄宿学校…児童文学に出てくる家に思いを馳せた経験は誰にでもあるはず。日本の住まいからはかけ離れた大邸宅や、豊かな自然を生かした家、同じ年頃の子供たちと一緒に暮らす寄宿舎など、それらは物語の面白さと不可分に結びついていました。そんな作品の中に登場する家やインテリアを、かわいらしいイラストで再現しつつ、物語にとって家がどんな役割を果たしていたかも読み解きます。昔を懐かしむだけではない、大人にとっての新しい児童文学の楽しみ方を提案する一冊。

著者紹介

深井 せつ子 (フカイ セツコ)  
神奈川県生まれ、画家。北欧をテーマとする個展を数多く開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)