書店レビュー
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- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
まず横溝正史の「獄門島」の引用から始まります。
主人公とその友人2人で訪れた関西のとある島。
心霊スポットと言われている島に集まる訳ありな客達と
東京から移住してきた宿の主人、そしてどこかいわくありげな島民の老人達、、、。
「ヒキタ様の祟り」で死んだという霊能者が残した
「この島で6人が死ぬ」という予言は成就してしまうのか?!
主人公たちは助かるのか?!
作中に「これぞ三津田、これぞ京極、これぞ横溝獄門島」というフレーズがあるのですが、
まさにそのテイストで物語が進んでいきますが、島が抱える過去の秘密が明らかになるにつれ、思わぬ方向に展開していきます。
すっかり真相を知って
「あぁ、こういう話だったのか、、、」と思ってページをめくると更なる衝撃を喰らうのです。
この作品は是非2度読んでほしい。
まさに初読はミステリ、2度目はホラーです!!(2021年8月27日)
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商品内容
要旨 |
瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。二十年後“霊魂六つが冥府へ堕つる”という。天宮淳は幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは悲劇の序章に過ぎなかった…。全ての謎が解けた時、あなたは必ず絶叫する。傑作ホラーミステリ! |
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出版社・メーカーコメント
初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。幼馴染たちと共に、霊能者・宇津木幽子が最期の予言を残した霧久井島を訪れた淳。しかし旅館は「怨霊が下りてくる」という謎の理由でキャンセルされていた。そして翌朝、幼馴染の一人が遺体で見つかり……。