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姫君を喰う話 宇能鴻一郎傑作短編集

新潮文庫 う−28−1

出版社名 新潮社
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-10-103051-7
4-10-103051-0
税込価格 825円
頁数・縦 373P 16cm

商品内容

要旨

煙と客が充満するモツ焼き屋で、隣席の男が語り出した話とは…戦慄の表題作。巨鯨と人間の命のやりとりを神話にまで高めた芥川賞受賞作「鯨神」、すらりとした小麦色の脚が意外な結末を呼ぶ「花魁小桜の足」、村に現れた女祈祷師の異様な事件「西洋祈りの女」、倒錯の哀しみが詩情を湛える「ズロース挽歌」、石汁地蔵の奇怪なる物語「リソペディオンの呪い」。圧倒的な迫力に満ちた至高の六編。

著者紹介

宇能 鴻一郎 (ウノ コウイチロウ)  
1934(昭和9)年生れ。東京大学文学部国文学科卒業後、同大学院博士課程中退。在学中に発表した短編「光りの飢え」が芥川賞候補となり、翌’62年、「鯨神」で第46回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)