• 本

元彼の遺言状

宝島社文庫 Cし−14−1 このミス大賞

出版社名 宝島社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-299-02122-9
4-299-02122-3
税込価格 750円
頁数・縦 349P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 元彼の遺言状

    綾瀬はるか、大泉洋主演のTVドラマ原作本。いま注目度急上昇の「このミス大賞受賞作」だ。お金に目がないちょっと風変わりな敏腕弁護士が主人公。軽井沢を舞台に、かつての恋人が遺したナゾめいたメッセージを冴え渡る推理で解き明かす。原作のテンポ感をそのままに、紆余曲折、脱線しつつも進行するドラマは小気味良い。リーガル小説に新風を吹き込む新川帆立作品から目が離せない。

    (2022年4月23日)

商品内容

要旨

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することになった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。ところが、件の遺言状が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され…。

出版社・メーカーコメント

第19回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」――奇妙な遺言状をめぐる遺産相続ミステリー!シリーズ累計48万部突破!テレビ・新聞・雑誌・WEBニュースほか各メディアで話題(あらすじ)「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」。元彼の森川栄治が残した奇妙な遺言状に導かれ、弁護士の剣持麗子は「犯人選考会」に代理人として参加することになった。数百億円ともいわれる遺産の分け前を勝ち取るべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。ところが、件の遺書が保管されていた金庫が盗まれ、さらには栄治の顧問弁護士が何者かによって殺害され……。

著者紹介

新川 帆立 (シンカワ ホタテ)  
1991年生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業後、弁護士として勤務。第19回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2021年に『元彼の遺言状』(宝島社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)