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正しい家計管理 長期プラン編

出版社名 すみれ書房
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-909957-25-2
4-909957-25-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 271P 19cm
シリーズ名 正しい家計管理

商品内容

要旨

この1冊で、死ぬまで「お金の不安」と無縁でいられる。現在から90歳までの収支を、一度ざっくり見通すだけ。三大支出「住居費」「教育費」「老後のお金」を価値ある支出に。

目次

第1章 家計管理の目的と哲学
第2章 「老後のお金」を考える
第3章 将来の収入を予測する
第4章 価値にもとづいて支出を予測する
第5章 働き方を考える
第6章 住まいのプラン
第7章 教育費のプラン
第8章 健康と保険
第9章 貯蓄プランを立てる
第10章 長期プランの確定
付録 「正しい家計管理 長期プラン編」体験記

出版社・メーカーコメント

この1冊で、死ぬまで「お金の不安」と無縁でいられる。 公認会計士・林總氏が経営のマクロな視点を家計に落とし込んだ、シンプルで使える家計管理法・長期プラン編です。 シリーズ前著『新版 正しい家計管理』(すみれ書房)では、1カ月、1年間という短期の家計を整えることを指南しました。それはすべて、この「老後のお金」=「長期プラン」の準備のための作業だったといっても過言ではありません。著者の林總先生は、家計管理の真の目的は、「家族と自分が、今も未来も幸せになること」という考え方を貫いています。息を引き取る寸前まで、「幸せだった」と思えること。そのための管理であって、「節約や貯金」が目的になってはいけないのです。当たり前の話ですが、緊迫したマネープレッシャーにさらされていたり、どんぶり勘定でいつも霧の中にいるような状態だったりでは「幸せ」とは言えません。お金の悩みからの解放が、「長期プラン」を立てることなのです。●現在から90歳までの収支を、一度ざっくり見通すだけ具体的には、まず、ざっくりと巻頭の図表「長期プラン表」の【下書き用】に、90歳までの収支予測を書き入れます。そのあと、1冊ノートを作って、さまざまなことを記していきます。老後の幸せな生活のイメージを具体的にし、人生の三大支出(1.住居費 2.教育費 3.老後の資金)について、自分の真の価値観を見つめ、優先順位をつけるための作業です。本書に沿って作業していくと、最後に自分と家族の価値観をじゅうぶんに反映した「長期プラン」をつくりあげることができます。本当にざっくり、大まかでいいのですが、たった一度でも「死ぬまでの収支を出してみる」ことで、かなりいろいろなことが見えてきます。たとえば、教育費ひとつとっても、勉強に価値を置き、高い塾代を払って中学受験させる家庭、毎年海外旅行に出かけて世界のほんものを見せることを「真の教育」と考える家庭、習い事はさせないが、そのぶん、書籍代に毎月数万円つかう家庭。限られたお金を価値ある支出につなげてこそ、「幸せ」なのですが、そのためには、絶対に長期的視点が欠かせません。●最新データを掲載した「新版」本書は2015年にWAVE出版から刊行された『老後のお金』の増補改訂版です。7年間の市況変化や制度の変化を鑑み、データを最新化しています。

著者紹介

林 總 (ハヤシ アツム)  
公認会計士、税理士。LEC会計大学院客員教授、元明治大学会計職大学院特任教授(いずれも管理会計)。監査法人勤務を経て独立。現在、経営相談、講演、執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)