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商う狼 江戸商人杉本茂十郎

新潮文庫 な−107−2

出版社名 新潮社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-10-102882-8
4-10-102882-6
税込価格 825円
頁数・縦 400P 16cm

商品内容

要旨

江戸の金の流れを握る。それはお上を動かす力になる―。甲斐の農家から出て江戸で名を挙げた茂十郎は、永代橋の崩落事故で妻子を失ってしまう。だが悲嘆を糧に、茂十郎は立ち上がる。大胆不敵な資金集め、流通の構造改革、旧弊の刷新。すべては江戸の繁栄のために―。既存の枠を超えた発想と、強引なまでの辣腕で「狼」と畏怖され、歴史の闇に消えた謎の経済人を描く。新田次郎賞受賞。

出版社・メーカーコメント

江戸の金の流れを握る。それはお上を動かす力になる――。甲斐の農家から出て江戸で名を挙げた茂十郎は、永代橋の崩落事故で妻子を失ってしまう。だが悲嘆を糧に、茂十郎は立ち上がる。大胆不敵な資金集め、流通の構造改革、旧弊の刷新。すべては江戸の繁栄のために――。既存の枠を超えた発想と、強引なまでの辣腕で「狼」と畏怖され、歴史の闇に消えた謎の経済人を描く。新田次郎賞受賞。

著者紹介

永井 紗耶子 (ナガイ サヤコ)  
1977(昭和52)年、神奈川県生れ。慶應義塾大学文学部卒。新聞記者を経て、フリーランスライターとなり、新聞、雑誌などで幅広く活躍。2010(平成22)年、『絡繰り心中』で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。’20(令和2)年に刊行した『商う狼―江戸商人杉本茂十郎』は、細谷正充賞と、本屋が選ぶ時代小説大賞、’21年、新田次郎文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)