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DEEP PURPOSE 傑出する企業、その心と魂

TOYOKAN BOOKS

出版社名 東洋館出版社
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-491-05152-9
4-491-05152-6
税込価格 2,310円
頁数・縦 337P 21cm

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要旨

企業が「何(What)をするか」を示すミッション、「どこ(Where)を目指すか」を表すビジョンとともに社内外に発信、浸透させるべきものとして、近年重視されるパーパス。「何のために(Why)企業が存在するのか」という根本的かつ力強いステートメントだ。パーパスによる経営に成功した企業は何が違うのか。本書では、主にESGに関するパーパスに導かれて高業績を上げる企業を「ディープ・パーパス企業」と呼び、ペプシコやレゴ、リクルートなど18の企業、200人以上の重役へのインタビューをもとに、正しくパーパスを活用して成功するための考え方、経営手法について論じている。パーパスを掲げた経営を行う企業は増えてはいる。だが、社会に悪影響を及ぼしかねない事業を行う傍ら、イメージ回復のためにパーパスを使う「都合のいいパーパス」、社会的な活動も行っているが、収益事業を優先する「周縁部でのパーパス」といった、パーパスを十分に活用できていないケースが目立つという。著者は、ハーバード・ビジネス・スクールにおける「ポール・R・ローレンス1942年度MBA学級教授」であり、組織行動ユニットの元ユニット長。多くの著書があり、CNBCを始めメディア出演も多い。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年3月15日]

商品内容

要旨

ペプシコ、リクルート、マイクロソフト、レゴ、EY…業績を挙げ続ける企業は何が違うのか。真のパーパスの追求に必要なものは何か。ハーバード大学ビジネス・スクール教授が放つ、これからの組織論。

目次

第1章 そもそもパーパスとは何か?
第2章 かみそりの刃の上を歩く
第3章 優れた業績の四つのレバー
第4章 パーパスの真の源:前を見ながら振り返る
第5章 あなたは詩人?それともただの作業員?
第6章 パーパスの中の「自分」
第7章 鉄の檻を逃れる
第8章 思いつきから理想へ:未来に堪えるパーパス

著者紹介

グラティ,ランジェイ (グラティ,ランジェイ)   Gulati,Ranjay
ハーバード・ビジネス・スクールにおけるポール・R・ローレンス1942年度MBA学級教授であり、組織行動ユニットの元ユニット長である。最近まで彼は、同校のシニアリーダーエグゼクティブコースである先進マネジメントプログラムの長も務めた。多くの著書を擁し、CNBCを始めメディア出演も多い。いくつか起業ベンチャーの顧問理事会にも名を連ねている。ハーバード大学PhD、MITスローン経営学校のマネジメント修士号、ワシントン州立大学でのコンピュータ科学学位とニューデリーのセントスティーブンス大学での経済学学位をもつ。マサチューセッツ州ニュートン在住
山形 浩生 (ヤマガタ ヒロオ)  
評論家・翻訳家。開発援助関連調査のかたわら、科学、文化、経済からコンピュータまで広範な分野での翻訳、執筆活動を行う
鵜澤 慎一郎 (ウザワ シンイチロウ)  
EYアジアパシフィックピープル・アドバイザリー・サービス日本地域代表兼ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科客員教授。EY Japanで国内280名超(2022年12月時点)の人事組織コンサルティング事業責任者及び総合コンサルティング部門におけるリーダーシップ会議メンバーを務める。専門は人事戦略策定、グローバルHR変革、HRテクノロジー等。2020年9月にビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科(MBA)の客員教授に就任、2022年9月より青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(MBA)の非常勤講師、2023年4月より京都大学経営管理大学院(MBA)の非常勤講師を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)