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娼婦と近世社会 新装版

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-642-08425-3
4-642-08425-8
税込価格 2,420円
頁数・縦 232P 19cm
シリーズ名 娼婦と近世社会

商品内容

要旨

遊女・芸者・熊野比丘尼・飯盛女・夜鷹など、「性」を商品化された女性たちの実態を、梅毒や性愛問題も視野に入れて描く。売買春の多様な歴史的背景を女性史の立場から探り、現代の「売春」論議にも一石を投じた名著。

目次

第1章 売春の歴史をめぐって
第2章 「売女」
第3章 近世の熊野比丘尼―勧進と売色
第4章 芸者の世界
第5章 近世の梅毒観
第6章 婚外の性愛―女性史から見た『好色五人女』
終章 近世売買春の構造

出版社・メーカーコメント

近世には遊女・芸者・熊野比丘尼(びくに)、隠売女(かくしばいた)・飯盛女(めしもりおんな)・夜(よ)鷹(たか)など、さまざまに「性」を商品化された女性たちがいた。その実態を生活やこころの問題、梅毒や性愛のあり方も視野に入れて描く。性の売り手・買い手が都市下層民まで拡大し、売買春を成り立たせてきた多様な歴史的背景を女性史の立場から探る。現代の「売春」論議にも一石を投じた名著復刊。

著者紹介

曽根 ひろみ (ソネ ヒロミ)  
1949年静岡県に生まれる。現在、神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)