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開かれた社会とその敵 第1巻〔下〕

プラトンの呪縛 下

岩波文庫 38−607−2

出版社名 岩波書店
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-00-386026-7
4-00-386026-8
税込価格 1,430円
頁数・縦 489P 15cm
シリーズ名 開かれた社会とその敵

商品内容

要旨

カール・ポパーは、プラトンのうちに、「閉じた社会」を擁護し全体主義の思想的根源を成した哲学を見た。それを細部に至るまで弾劾し、「人間でありつづけようと欲するならば、ただひとつの道、開かれた社会への道しか存在しない」と述べる。(全四冊)

目次

プラトンの政治綱領(承前)(指導者原理
王としてふるまう哲学者
唯美主義、完全主義、ユートピア主義)
プラトンの攻撃の同時代史的背景(開かれた社会とその敵)
付録

出版社・メーカーコメント

全体主義の思想的根源にプラトンを見いだしたポパーは、「閉じた社会」を擁護するその哲学に徹底的な弾劾を加えたうえで、こう述べる。「人間でありつづけようと欲するならば、ただひとつの道、開かれた社会への道しか存在しない。われわれは未知なるもの、不確実なるもの、危ういもののなかに進んでいかねばならない。」(全四冊)