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バスドライバーのろのろ日記 本日で12連勤、深夜0時まで時間厳守で運転します

出版社名 三五館シンシャ
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-86680-930-4
4-86680-930-2
税込価格 1,430円
頁数・縦 203P 19cm

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要旨

通勤・通学、買い物などの「足」として、特に鉄道が行き渡っていない地方において欠かせないのが「路線バス」だ。だが、バス業界もご多分にもれず人手不足に悩んでいるようだ。公益社団法人日本バス協会の2021年10月の調査では、885社のバス会社のうち56%の493社が「運転手が不足している」と回答したという。本書では、神奈川県の大手私鉄系バス会社にドライバー(運転士)として勤めていた著者が、幼少期からの「憧れの職業」であったバスドライバーに47歳で高校教師から転職、59歳の時に退職を余儀なくされるまで、バスドライバーとして体験したさまざまなエピソードを、ユーモアを交えて語っている。著者は大学卒業後、公立中学校に臨時的任用教員として就職するが、やりがいを見失い、29歳で退職。専門学校や塾の講師を経て、36歳で高校の社会科講師に。その後、幼いころからの夢であった「乗り物の運転手」になりたいという気持ちが頭をもたげ、家族(妻と二女)を説得し憧れの職業に就く。著者は1962年、神奈川県生まれ。バス運転士を12年間勤めた後に退職、現在は施設警備員として働く。なお、本文中の社名および人名はすべて仮名である。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年7月14日]

商品内容

要旨

どんな職業でもそうだろうが、仕事が充実して幸せだった時期も、そうではなかった時期もある。悔しくて眠れないほど嫌な体験もしたし、この仕事に就いてよかったと心から思える出来事もあった。路線バス運転士として働いて見えてきたのは、それまで乗客として眺めていたのとはずいぶんと違った光景だった。―本作に描くのは、すべて嘘偽りなく、私が実際に体験した事実である。

目次

まえがき―「なんでわざわざ運転手に?」
第1章 バスドライバー、その哀しき日常
第2章 愉快でアヤシイ乗客たち
第3章 バスドライバーだって人間だもの
第4章 さらば、愛しのバスドライバー
あとがき―偉くもなく、華々しくもない人生

出版社・メーカーコメント

シリーズ累計54万部突破!日記シリーズ最新刊!今回もすべて実話の生々しさ・・・本日で12連勤、深夜0時まで時間厳守で運転します。高校教師を辞めて、47歳で「憧れの職業」バスドライバーになった著者の悪戦苦闘、そして悲哀と笑いの記録。

著者紹介

須畑 寅夫 (スバタ トラオ)  
1962年、神奈川県生まれ。大学卒業後、中学教師、塾講師、高校教師を経て、47歳のとき、心配する妻を説得してバスドライバーに。以来、59歳で「ある出来事」により退職するまで私鉄系バス会社にて路線バス運転士を務める。12年にわたり運転席から眺めてきた人間模様をつづったのが『バスドライバーのろのろ日記』である。現在はまったく新しい職場で日々奮闘中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)