• 本

放課後ミステリクラブ 1

金魚の泳ぐプール事件

出版社名 ライツ社
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-909044-45-7
4-909044-45-0
税込価格 1,210円
頁数・縦 159P 19cm
シリーズ名 放課後ミステリクラブ

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 放課後ミステリクラブ1

    『ようこそ。ミステリ好きの人生へ』冒頭のひと言に吸い込まれていく。画期的なシリーズに注目だ!
    全てにふりがな、難しい言葉なし、新しい知識がいっぱいの児童書を超えた児童書である。それでいて本格ミステリなのだからすごい。黒バックのページの「ぼくは読者に挑戦する。」の決めゼリフには子どもだけでなく全ての本読みが興奮するだろう。
    あとがきには、学ぶことの大切さや、時にはお医者さんの立場で子どもたちにたいせつなメッセージを贈っている。教室の本棚にシリーズが並ぶ光景が目に浮かぶ。児童書で初めて本屋大賞にノミネートされるなど、早くも夏発売予定の新刊が待ち遠しい。

    (2024年4月5日)

商品内容

要旨

夜の学校。プールにはなたれた金魚。だれが、なんのために?4年1組、辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す!「ぼくは読者に挑戦する」名探偵辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるか―?小学校中学年〜(ふりがなつき)。

出版社・メーカーコメント

本屋大賞ノミネート作家が書いた、9才から大人まで楽しめる本格ミステリ!   あの知念 実希人が本気で書いたシリーズがついに創刊!   考えることの楽しさ、気持ちよさがわかる!  「人生初の伏線回収」を子どもたちへ!    「大人のミステリ小説とまったく同じ手法で書きました」 by 知念 実希人     依頼人は、先生。学校で起こるふしぎな事件。  子どもたちが「人生で初めて読むミステリ」を目指しました。  殺人事件はない。でもトリックは本格的。  安心して読めて、しかも親子で楽しめる一冊になりました。  漢字にはすべて、フリガナつきです。    (あらすじ)  夜の学校。プールに放たれた金魚。だれが、なんのために?  4年1組の辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す!  「ぼくは読者に挑戦する」  名探偵・辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー?     挿し絵には、キャラクターがとっても躍動的な「Gurin.」さん  シリーズとして、2023年冬に第2巻、2024年春に第3巻を刊行予定。  第2巻は「雪のミステリーサークル」です。お楽しみに!  

著者紹介

知念 実希人 (チネン ミキト)  
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂書店文庫大賞を受賞、ベストセラーに
Gurin. (GURIN.)  
1996年生まれのイラストレーター。2020年よりフリーランスとして活動中。キャラクターデザインやグッズイラスト、MVのイラストなどの制作。ポップなイラストを描くのが得意(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)