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分水嶺の謎 峠は海から生まれた

出版社名 技術評論社
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-297-13697-0
4-297-13697-X
税込価格 3,520円
頁数・縦 416P 21cm

商品内容

要旨

旅の舞台は、インターネットの地理院地図。分水嶺を追跡し、不思議な地形をつぶさに観察。見えてきたのは「峠は海から生まれた!」という新事実だった。著者の妄想が確信に変わる瞬間、サイエンスの現場を追体験できる科学エンタテインメント。

目次

第1章 分水嶺の旅(旅の準備―地形の基本を知る
第1日―不思議な地形が目白押し
第2日―気まぐれな分水嶺
第3日―断層を横切る分水嶺
第4日―標高がそろう峠の不思議
第5日―分水嶺を越えられない
第6日―匍匐前進する分水嶺
第7日―最大の難所の世羅台地
第8日―川は川を奪わない?
第9日―分水嶺をつなぐのは谷中分水界)
第2章 分水嶺の謎(関門海峡の謎―本州で最も低かった分水嶺
谷中分水界は海峡だった
隆起の原因は東西圧縮
中国地方は瀬戸内海だった
謎の答えは地形が語ってくれる
盛り上がり続ける中国山地
海から生まれた中国地方
分水嶺のあみだくじ)

著者紹介

高橋 雅紀 (タカハシ マサキ)  
1962年、群馬県前橋市生まれ。1990年に東北大学大学院理学研究科博士課程を修了後、日本学術振興会特別研究員および科学技術特別研究員を経たのち、1992年に通商産業省(現経済産業省)工業技術院地質調査所(現産総研)に入所。専門は地質学、テクトニクス、層序学。大学の卒業研究以来、関東地方の地質を調べ日本列島の成り立ちを研究。NHKスペシャル列島誕生ジオ・ジャパンやジオ・ジャパン絶景100の旅のほか、ブラタモリ秩父、長瀞、下関、つくば、東京湾、前橋、行田などに出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)