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男と女 恋愛の落とし前

新潮新書 1017

出版社名 新潮社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-10-611017-7
4-10-611017-2
税込価格 924円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

他人の男を奪い続けて20年、何不自由ないのにPTA不倫、経済力重視で三度離婚…36歳から74歳まで12人の女性のリアルな証言を、「恋愛小説の名手」と呼ばれる直木賞作家が冷徹に一刀両断。「大人の恋には大人の事情があり、責任がある」「恋愛は成功と失敗があるのではない。成功と教訓があるだけ」―恋に浮かれる人にも不倫の愛に悩む人にも、人生を狂わされた人にも。珠玉の名言にあふれた「修羅場の恋愛学」。

目次

第1話 不倫はするよりバレてからが本番―不妊治療後にセックスに目覚めた47歳
第2話 恋愛体質の女に近づいてはいけない―「他人の男」を奪い続ける44歳
第3話 恋愛関係の基本は人間関係である―仕事はできるが恋には幼稚な40歳
第4話 生身の男より虚像がいいこともある―女の幸せより自分の幸せを選んだ53歳
第5話 「相手と対等」をお金で測る危険性―経済力重視で三度離婚した38歳
第6話 恋に伴うのは情熱、愛が背負うのは忍耐―長い不倫の末に現実に気づいた43歳
第7話 彼女を救ったのは自分の城だった―男を信じられなくなった36歳
第8話 「女としてこうあるべき」がはらむ危うさ―夫の浮気癖にも筋を通す元ヤン妻44歳
第9話 始まりはふたりの意志、終わりは片方の意志―何不自由ないのにPTA不倫におちた51歳
第10話 愛は失くしてはじめて気づくもの―何気なく夫をディスり続けた45歳
第11話 恋愛の奥底には負の感情が渦巻いている―余命1年、夫と友人の不倫を知った74歳
第12話 魅力と魔力、依存と洗脳、危険は常にある―それでも「恋愛はいいもの」と語る56歳

著者紹介

唯川 恵 (ユイカワ ケイ)  
1955(昭和30)年生まれ。作家。1984年「海色の午後」でコバルト・ノベル大賞を受賞しデビュー。『肩ごしの恋人』で直木賞、『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)