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昭和落語家伝 芸談

中公文庫 た56−7

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-12-207432-3
4-12-207432-0
税込価格 1,430円
頁数・縦 379P 16cm

商品内容

要旨

この写真の志ん生は、いい顔してる―。今はなき寄席・人形町末広の高座から自宅まで、昭和二九(一九五四)年〜三〇年に撮られた噺家たちの、二千枚におよぶ貴重なフィルム。このころ二つ目だった家元が写真をめくり、志ん生、文楽、円生、小さんなど、若き日に憧れた名人たちを偲ぶ。

目次

六代目三遊亭円生
三代目春風亭柳好
三代目桂三木助
八代目桂文楽
六代目春風亭柳橋
桂小文治
五代目古今亭今輔
八代目三笑亭可楽
四代目三遊亭円馬
四代目三遊亭円遊
二代目桂枝太郎
七代目春風亭小柳枝
昔々亭桃太郎
林家三平
人形町末広、楽屋の記憶
十代目金原亭馬生
三代目柳家小せん
七代目橘家円蔵
九代目翁家さん馬
三遊亭百生
二代目桂右女助
八代目春風亭柳枝
八代目林家正蔵
二代目三遊亭円歌
八代目桂文治
五代目古今亭志ん生
五代目柳家小さん

著者紹介

立川 談志 (タテカワ ダンシ)  
1936年東京生まれ。52年、高校を中退して五代目柳家小さんに入門。芸名小よし、小ゑんを経て、63年に真打昇進、七代目立川談志を襲名。71年、参議院議員に当選、沖縄開発庁政務次官等を務める。83年、落語協会を脱退し、落語立川流を創設、家元となる。2011年没
田島 謹之助 (タジマ キンノスケ)  
写真家。1925年東京生まれ。子供のころから写真と寄席に夢中になり、戦後は日本の原風景を撮り続ける。二十代のとき、叔父と親しかった人形町末広の席亭に頼み込み、54年から55年にかけて、人形町末広の高座と落語家の自宅を集中的に撮影。その数は二千を超える。2009年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)