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本阿弥行状記

中公文庫 な80−1

出版社名 中央公論新社
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-12-207457-6
4-12-207457-6
税込価格 990円
頁数・縦 285P 16cm

商品内容

要旨

江戸初期、書、陶芸、茶の湯など多方面で活躍した数寄者・本阿弥光悦とは―。光甫の「行状記」を筆記した孫娘が語る、光悦と家業の刀の鑑定、そして一族の風流で清貧な生活と美の世界。著者の代表作『清貧の思想』の先駆けとなった長篇小説。

出版社・メーカーコメント

書、陶芸、茶の湯などで知られる江戸初期の数寄者・本阿弥光悦。光甫の「行状記」を筆記した孫娘によって語られるその一族の風流で清貧な生活と美の世界。

著者紹介

中野 孝次 (ナカノ コウジ)  
1925(大正14)年千葉県生まれ。小説家。東京大学文学部独文科卒業。國學院大學教授をへて作家活動に入る。92年に『清貧の思想』を刊行し、ベストセラーとなる。主な著書に『ブリューゲルへの旅』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『麦熟るる日に』(平林たい子文学賞)、『ハラスのいた日々』(新田次郎文学賞)、『暗殺者』(芸術選奨文部大臣賞)などがある。2004(平成16)年死去。1993年から2004年まで神奈川文学振興会理事長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)