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神招きの庭 9

ものを申して花は咲く

集英社オレンジ文庫 お5−14

出版社名 集英社
出版年月 2024年1月
ISBNコード 978-4-08-680536-0
4-08-680536-7
税込価格 704円
頁数・縦 265P 15cm
シリーズ名 神招きの庭

商品内容

要旨

二藍は消え、降り立った記神は滅国は避けられないと告げた。しかし鮎名は、兜坂国は滅びないと言い切る。降り立つのは本来、ひとつ前の号令神である夢現神だったはずなのだ。だが現れたのは記神。二藍が消える直前、夢現神を招いていたからだ。二藍は滅国を避ける策を遺していた。あとは物申の娘・綾芽の手に託された―!古代和風ファンタジー、堂々完結!

出版社・メーカーコメント

人としての二藍は消えてしまった。その後に降り立った記神は、兜坂国はもはや滅びの運命を避けられないと告げる。半年後、滅国の神命を下しに訪れるのは、号令神と化した二藍その人なのだと。だが鮎名は、兜坂国は滅びないと確信を持って言い切った。なぜなら二藍が消えた後に降り立つのは本来、ひとつ前の号令神である夢現神だったはずなのだ。だが現れたのは記神。二藍が消える直前、夢現神を招いたからだった。二藍は、滅国を避けるために策を遺していた。己の身を真なる滅国の神とならせないため、国を救うため、『夢のうち』に籠って心を守ったのだ。そして後は綾芽に託された。物申としての力を取り戻し、神に刃向かうのだ。否を突きつけるのだ! 古代和風ファンタジー、堂々完結!

著者紹介

奥乃 桜子 (オクノ サクラコ)  
群馬県出身。雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、「あやしバイオリン工房へようこそ」で2017年ノベル大賞佳作受賞、同作で文庫デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)