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花屋さんが言うことには

ポプラ文庫 や2−9

出版社名 ポプラ社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-591-18149-2
4-591-18149-9
税込価格 869円
頁数・縦 365P 16cm

商品内容

要旨

ブラック企業で身も心も疲れ果てていた紀久子が働き始めたのは、「川原崎花店」という駅前の小さな花屋さん。花を求めるお客さんの事情はさまざま。誰かを祝う花もあれば、少し切ない花もある。いろんな想いが詰まったお花を届けているうちに、紀久子は押し込めていた自分の夢にもう一度向き合いはじめ―色とりどりのお花と人それぞれの幸せに満ちた、優しさと元気をもらえる物語。

出版社・メーカーコメント

24歳、ブラック企業勤務。身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていく。花を求めるお客さんの事情はそれぞれ。誰かを祝う花もあれば、少し切ない花もある。いろんな想いが詰まったお花を届けているうちに、紀久子は自分の心にもう一度向き合いはじめ−−。

著者紹介

山本 幸久 (ヤマモト ユキヒサ)  
1966年東京都生まれ。中央大学文学部卒業。2003年『笑う招き猫』で第16回小説すばる新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)