日本と西欧の五〇〇年史
筑摩選書 0275
出版社名 | 筑摩書房 |
---|---|
出版年月 | 2024年3月 |
ISBNコード |
978-4-480-01791-8
(4-480-01791-7) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 426P 19cm |
商品内容
要旨 |
西欧の歴史は休みない戦争の歴史であり、特に一六‐一八世紀は「軍事革命」の三〇〇年だったと言える。西欧はそれを奇貨として、宗教改革によって強化されたキリスト教信仰と「新大陸幻想」に駆られて、新世界の発見・拡大に躍り出る。その歴史はスペインとポルトガルに始まり、オランダ、イギリスを経て、アメリカの「脱領土的世界支配」に至る。そして今日、中国の勃興を背景に流動化する国際秩序は、「新たな中世」の到来を告げているかのようだ。世界覇権をめぐる五〇〇年の争いを俯瞰し、日本が立ち向かうべき「現実」の正体に挑む著者渾身の一冊。 |
---|---|
目次 |
第1章 そも、アメリカとは何者か(わずか三五〇年ほど前のことだった |
出版社・メーカーコメント
西欧世界とアメリカの世界進出は、いかに進んだのか。戦争五〇〇年史を遡及し、近代史の見取り図から見逃されてきたアジア、分けても日本の歴史を詳らかにする。