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虚子自伝

新編

岩波文庫 31−028−11

出版社名 岩波書店
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-00-360046-7
4-00-360046-0
税込価格 1,001円
頁数・縦 333P 15cm
シリーズ名 虚子自伝

商品内容

要旨

正岡子規のあとを継いで近代俳句の礎を築いた高浜虚子(1874‐1959)は二冊の自伝を残した。青壮年期の軌跡を語った菁柿堂版。子規や漱石などとの交遊、能楽、故郷、晩年の心境などを綴った朝日新聞社版。その二つを一巻にまとめた。「写生文」で磨き上げた、語り掛けるような文章は、俳句の巨匠の素顔を伝える。

目次

西の下
松山
京都
仙台
文芸に遊ぶ
「ホトトギス」発行
子規の死
文章
鎌倉
十一年間
九年間
その後の十六年間
小諸(菁柿堂版)
宝文会員来襲
国民文学欄
丸ノ内ビルディング
祖先祭
椿の苗木
「高浜虚子」
無学〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

高浜虚子(1874−1959)は、二冊の自伝を刊行した。青壮年時代の活動を主にしたものと、能楽、郷里、交遊歴を回想、晩年の心境を綴った一冊。二冊をまとめて、捉えにくい近代俳句の巨人・虚子の全体像にふれる。初めて虚子を知る者には虚子入門書・近代俳句への手引き、虚子愛好者には、改めてその素顔にふれる格好の一冊。