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むずかしい毎日に、むつかしい話をしよう。

出版社名 東洋館出版社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-491-05454-4
4-491-05454-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 201P 19cm

商品内容

要旨

特別支援学校の先生をしながら考えた、なかなか答えが出ないこと。“「先生がいてくれたらたのしい」と「先生がいてくれないと困る」は近いようで全然ちがう。”“「がんばって、できた」を「できる」で数えちゃいけないよ。”“支援が必要な人を支援する人の支援が必要だ。”「どうしようもないこと」だらけの毎日を「どうにかしよう」とあがく人へ。

目次

第1章 なんでもない日に(自己肯定感は伸ばさなくてもつぶされなければ伸びるのよ。
「がんばって、できた」を「できる」で数えちゃいけないよ。 ほか)
第2章 なりたい自分がみつかった日に(いつだって「ツッコミ」じゃなく「ボケ」でいたい。
必要なのは「休み」じゃなくて「休養」なんだ。 ほか)
第3章 くやしくて涙した日に(評価なんて気にしないのが趣味で、評価される範囲でやるのが仕事。
ルールは守らなきゃいけない。でも、ルールが間違っているかもしれない。 ほか)
第4章 不安で眠れない日に(大切なのは「答えをもってる」ことじゃなくて「答えを探してる」ことなんだよ。
「人を傷つけたくない」はできるけど「人を傷つけない」はできないよ。 ほか)
第5章 過去の自分に(「先生がいてくれたらたのしい」と「先生がいてくれないと困る」は近いようで全然ちがう。
支援が必要な人を支援する人の支援が必要なんだよ。 ほか)

著者紹介

平熱 (ヘイネツ)  
おもに知的障害をもつ子どもたちが通う特別支援学校で10年くらい働く現役の先生。やさしくてちょっと笑える特別支援教育のつぶやきが人気を集め、Xフォロワー数は8.5万人(2024年2月現在)。小学部、中学部、高等部のすべての学部を担任し、幅広い年齢やニーズの子どもたち、保護者と関わる。「視覚支援」「課題の分解」「スモールステップ」「見えないところを考える」など、発達障害やグレーゾーンの子どもたちだけではなく、全人類に有効な特別支援教育にぞっこん。障害の種類や程度にとらわれず「この子はどんな子?」を大切にし、子どもを恐怖でコン卜ロールする「こわい指導」はしない。「先生も子どももしんどくならない環境」で子ども、関わる大人たちのニーズを満たす働き方を模索中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)