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大阪

河出文庫 き16−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-309-42093-6
4-309-42093-1
税込価格 924円
頁数・縦 308P 15cm

商品内容

要旨

「大阪」を書くことで、いま街の中で生きる自分の人生を書く―九〇年代から二〇一〇年代に至るまでの時代と人の呼吸を活写した、「大阪へ来た人」と「大阪を出た人」による初共著エッセイ。かつていた場所と、いまいる場所が「私」を通して交差する。文庫化にあたり書きおろし収録。

目次

地元を想像する
港へたどり着いた人たちの街で
淀川の自由
商店街育ち
再開発とガールズバー
環状線はオレンジ、バスは緑、それから自転車
あそこらへん、あれやろ
大阪の友だち
1995
大阪と大阪、東京とそれ以外
散歩は終わらない
わたしがいた街で
文庫書きおろし(トニーのこと
わたしのいる場所)

著者紹介

岸 政彦 (キシ マサヒコ)  
1967年生まれ、社会学者。2016年『断片的なものの社会学』で紀伊國屋じんぶん大賞2016、21年『リリアン』で第38回織田作之助賞、22年、編著書『東京の生活史』で第76回毎日出版文化賞企画部門と紀伊國屋じんぶん大賞2022大賞を受賞
柴崎 友香 (シバサキ トモカ)  
1973年大阪生まれ。作家。2000年『きょうのできごと』でデビュー。07年『その街の今は』で第57回芸術選奨文部科学大臣新人賞、第23回織田作之助賞大賞、10年『寝ても覚めても』で第32回野間文芸新人賞、14年『春の庭』で第151回芥川賞、24年『続きと始まり』で第74回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)