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学校と日本社会と「休むこと」 「不登校問題」から「働き方改革」まで

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-13-053097-2
4-13-053097-6
税込価格 3,190円
頁数・縦 261,17P 19cm

商品内容

要旨

学校に行かないのは「問題」?身体を壊しても部活動に打ち込むのは「美しい」?教育現場や社会を取り巻く「皆勤」の空気と、ワークライフバランスを教育相談の第一人者と考える。

目次

「休むこと」についての意識は変わってきたのか?
第1部 日本社会と「休むこと」(「休むこと」についての意識変化
日本社会の働き方
長時間労働と勤務間インターバル
教員の場合)
第2部 スポーツ界と「休むこと」(高校野球と「休み」
近年のスポーツ界等の動向
高校野球の今後)
第3部 学校教育と「休むこと」(皆勤賞という存在
「出席停止」という規定
入学試験における「欠席」
学校の部活動におけるガイドライン)
第4部 「休むこと」について考える(「欠席」からみた戦後学校教育
具合が悪くても休まない学校教育
「長期欠席」に注目しなくなった学校教育
「休むこと」についてのルールと無知学
学校教育における「しつけ(躾)」)
欠席と遅刻

著者紹介

保坂 亨 (ホサカ トオル)  
千葉大学名誉教授・教育学部グランドフェロー。1956年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得中退。東京大学教育学部助手(学生相談所専任相談員)、千葉大学教授等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)