夕闇通り商店街純喫茶またたび
ポプラ文庫 く7−3
出版社名 | ポプラ社 |
---|---|
出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-591-17934-5
(4-591-17934-6) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 195P 16cm |
商品内容
要旨 |
神社の境内の先に、突然見えてくるのは「夕闇通り商店街」。そこは現世と幽世の境目にある、あやかしたちが営む商店街。現世との境界があいまいになったときに、心が不安定な人間が導かれるのだという。「純喫茶またたび」は、古き良き空気が流れるお店である。店主は蝶ネクタイをつけた黒猫で、お代は頼んだメニューにまつわる「思い出」を話すことだというが…。懐かしい料理を通して“自分の心”に気づいていく連作短編集。 |
---|
出版社・メーカーコメント
神社の境内のその先に、夕方から夜にかけてのみ開く商店街『夕闇通り』がある。きれいな提灯が立ち並ぶそこは、幽世と現世の境目にある、あやかしたちが営んでいる商店街。現世との境界があいまいになったときに、不安定な人間が導かれたように訪れるのだという。夕闇通り商店街にたたずむ、レトロな喫茶店「純喫茶またたび」。カウンター、蓄音機、ステンドグラス風のランプなどがあり、古き良き空気が流れるお店である。店主は蝶ネクタイをつけた黒猫で、お代は頼んだメニューにまつわる「思い出」を話すこと。クリームソーダやナポリタン。懐かしい料理を通して「思い出」に隠されていた〈自分の心〉に気づいていく……。<著者プロフィール>2018年『菓子先輩のおいしいレシピ』で小説家になろう×スターツ出版文庫大賞の特別賞を受賞し、書籍化デビュー。著者に『恋する金曜日のおつまみごはん〜心ときめく三色餃子〜』、『異世界でお菓子を振舞ったら、王子と竜騎士とモフモフに懐かれました』などがある。