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華の碑文 世阿弥元清

改版

中公文庫 す3−34

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-12-207518-4
4-12-207518-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 476P 16cm
シリーズ名 華の碑文

商品内容

要旨

南北朝の激しい抗争の余韻が尾を曳き、不安定な世相が続いた室町時代。大和猿楽座に生まれた世阿弥は、父・観阿弥が洗練させた能を受け継ぎ、辛苦を重ねて大成させた。逃れられない“血”の宿命を背負い、芸の道を究め、後世に残る芸術の粋へと高めた世阿弥の感動の生涯を描く傑作歴史小説。

出版社・メーカーコメント

室町時代、大和猿楽座に生まれた世阿弥は、父が洗練させた能を受け継ぎ、辛苦を重ねて大成させた。その激動の生涯を描く傑作歴史長篇。〈解説〉澤田瞳子

著者紹介

杉本 苑子 (スギモト ソノコ)  
大正14(1925)年、東京に生まれる。昭和24年、文化学院文科を卒業。27年より吉川英治に師事する。38年、『孤愁の岸』で第四十八回直木賞を受賞。53年『滝沢馬琴』で第十二回吉川英治文学賞、61年『穢土荘厳』で第二十五回女流文学賞を受賞。平成14年、菊池寛賞を受賞、文化勲章を受勲。29(2017)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)