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倫理的なサイコパス ある精神科医の思索

出版社名 晶文社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-7949-7424-2
4-7949-7424-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 217P 19cm

商品内容

要旨

精神科医として約10年、つねに頭をフル稼働させて格闘する日々を送る著者。「予期せぬこと、焦ること、絶体絶命のピンチになること」であふれている現場で、著者は隠しきれない生身の自分を抱えながら試行錯誤する。「切り捨ててしまったかもしれない部分をもう一度検討し直せる“倫理的なサイコパス”に私はなりたい―」H氏賞受賞の詩人としても活躍する医師による、ユーモラスで大まじめな臨床エッセイ。

目次

第1章 倫理的なサイコパス(倫理的なサイコパス
犠牲者の臨床
ヨコヤとの戦い ほか)
第2章 破れ身の臨床(破れ身
ほとんどが無名
歯が命 ほか)
第3章 知らんがな、社会問題(社会問題って何
メンタルかかりつけ医をつくる
MBTI ほか)

著者紹介

尾久 守侑 (オギュウ カミユ)  
精神科医、詩人。1989年東京都生まれ。慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室助教。横浜市立大学医学部卒業後、下総精神医療センターなどでの勤務を経て現職。博士(医学)。詩集に『国境とJK』『悪意Q47』(ともに思潮社)などがあり、第9回エルスール財団新人賞受賞。『Uncovered Therapy』(思潮社)で第74回H氏賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)