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ここに物語が

新潮文庫 な−37−17

出版社名 新潮社
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-10-125347-3
4-10-125347-1
税込価格 781円
頁数・縦 366P 16cm

商品内容

要旨

人は人生のそのときどき、大小様様な物語に付き添われ、支えられしながら一生をまっとうする―。『二十歳の原点』『木かげの家の小人たち』『あらしの前』『百年の孤独』。作家・梨木香歩は、どんな本に出会い、どんなことに想いを馳せ、物語を紡いできたのか。過去二十年にわたり綴られた、数多の書評や解説、そして本や映画にまつわるエッセイを通してその思考を追う、たまらなく贅沢な一冊。

目次

1(伝えたい一冊
今週の本棚
愛書日記
マンスリー・ブックマーク
子どもの本三冊
一瞬の火のような物語
小学生の頃、読んだ本)
2(小さな人たちのいる場所―映画「借りぐらしのアリエッティ」
「曲り角のさきにあるもの」を信じる―村岡理恵『アンのゆりかご』文庫解説 ほか)
3(今読む名作・話題作
和田稔さんのこと―群れにいると見えないこと ほか)
4(「犯しがたさ」と「里山脳」―特集 日本人の自然観・死生観
金子文子『何が私をこうさせたか』 ほか)

出版社・メーカーコメント

作家・梨木香歩が過去に綴った書評や作品解説、本にまつわるエッセイなどを存分に収録した圧巻の1冊。「まえがき」書下ろし。

著者紹介

梨木 香歩 (ナシキ カホ)  
1959(昭和34)年生れ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)