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男はクズと言ったら性差別になるのか

出版社名 柏書房
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-7601-5568-2
4-7601-5568-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 406P 20cm

商品内容

要旨

抑圧/特権/ポリティカル・コレクトネス/ブラック・ライブズ・マター/人種差別/性差別/マンスプレイナー/キャンセル・カルチャー/構造的不正義/犬笛/カーセラリティ/スラー/滑り坂論法/証言的不正義/プラスチックのストロー使用問題/芸術家の性犯罪と作品/エシカルな消費/などについてどう考えたらいいのか。身近なところで社会的正義を考える。

目次

はじめに 思考のプロセスを見せよう
第1章 白人に向かって人種差別的な言動をとれるか
第2章 「ポリティカル・コレクトネス」は行きすぎたか
第3章 「犬笛」は何が問題か
第4章 「男はクズ」と言ったら性差別になるのか
第5章 「オール・ライヴズ・マター」のほうが正しいのか
第6章 私たちは誰を信じるべきか
第7章 「マンスプレイナー」はどこから水を得るのか
第8章 誰が誰をキャンセルしているのか
第9章 「構造的不正義」は私たちの責任なのか
結び 一番近くにあるバリケード

著者紹介

シャフヴィシ,アリアン (シャフヴィシ,アリアン)   Shahvisi,Arianne
クルド系イギリス人の作家で哲学者。ランカシャーとエセックスで育ち、ケンブリッジ大学とオックスフォード大学で天体物理学と哲学を学ぶ。現在はブライトン・アンド・サセックス・メディカル・スクールで応用哲学の講師を務めながら、主としてジェンダー、人種、移民、健康について研究
井上 廣美 (イノウエ ヒロミ)  
翻訳家。名古屋大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)